2022年上半期推し曲10選+α

このブログがもはやこれを投稿するためのものになってしまっており、よくないとされる。

さて、2022年が始まって早くも半年が経った。半年。えええ(棒)

おふざけはこのくらいにして、毎半期恒例のあの企画を執り行おうと思います。
例の如くのレギュレーションです。

~レギュレーション~

①2022年上半期にYouTubeに投稿された楽曲(ただし2021年12月投稿も一部含む)

②私が2022年のプレイリストに入れた曲

それではまいりましょう。

【ボカロオリジナル部門】

 

1.ミライ/有機酸 feat.初音ミク

Eveさん、Ayaseさん、ピコンさんときて、ついに有機酸さんも復活。嬉しいですねぇ〜
とはいえ曲調は昔とだいぶ変わっているな、と感じました。もちろんいい意味で。歌詞の歯切れの良さとか、有機酸さんの好きだった部分は健在です。「曇りガラスと陽の影が/映し出す雨 戸惑い」のところとかすっごい好き。プロセカver.もちゃんと合っていて、すばらしいなとおもいます。カラオケ実装はよ。

 

2.青色絵具/くじら feat.初音ミク巡音ルカMEIKO

プロセカ×カップヌードル(???)という謎コラボにより生成された名曲。プロセカver.の方を私の推し(日野森雫)が歌ってるのですが、それを抜きにしてもいい曲だと思います。夏を危うい爽やかさで歌い上げるというなかなか洒落たことをしてくれています。思わず固唾を飲んで聞いてしまいました。なんであんな真冬に爽やかな夏曲が出せるんだ。カラオケ実装はよ2。

 

3.キメラ/DECO*27 feat.初音ミク

「お、いいねいいね/その猫被っていく感じ」で撃ち抜かれました。アルバム出した直後によくもまあこんな神曲を出してこれるものです。さすがDECO先生と言ったところか。しかも「ズームイン!!サタデー」のテーマソングらしいですよ。ひえー
今年は快進撃すぎるというか、カップヌードルコラボ『サラマンダー』→アルバム→キメラ→愛言葉と盛りだくさんも盛りだくさん。下半期も楽しみです。

 

4.アルマ/ت feat.KAFU

衝撃の新人すぎて泣きそう。明らかに頭一つ抜きん出ている、という感じでした。正直天性を疑うレベル。あとピアノが好みです。でもPVのビジュがどことなくミクなんだよなぁとかこの絵本人が描いてんのかよとか色々突っ込みたくなるところ満載、まさにボカロ界の「謎」ですね。それが面白いんですけど。

 

5.身体は正直だって言ってんの/式浦。feat. 歌愛ユキ

歌詞の内容のセンセーショナルさと曲の良さを天秤にかけた結果紹介するに至りました。正直こういう歌詞苦手なんですけど、それを振り切るレベルで曲が素晴らしい。パキパキした音、というのは最近よく使われているのを聴くんですが、これは他のとちょっと雰囲気が違う感じがして、それでいて歌愛ユキの声に合っているので素晴らしいと思います。

 

6.仮定した夏/はるまきごはん feat. 初音ミク

祝・アルバム発売!買いに行こうとしたらめちゃくちゃ売り切れていてビックリしました。私ははるまきさんのロックが好きで(『フォトンブルー』とか『リリ』とか)、御多分に洩れずこの曲も好きになりました。さすがはCDを買って後悔させないボカロPランキングNo.1(あくまでも個人の感想です)。

 

7.88☆彡/まらしぃ×堀江晶大(kemu) feat.初音ミク×KAITO

どういうコラボだ!と思いました。神コラボですね。ミュージカルっぽい曲だなと思いました。こういう曲ってボカロで地味に少ないんじゃないかと。私はミュージカルが好きです。展開が目まぐるしい曲なんですが、それもまた賑やかな感じでいいなと。こういう曲もいいですよね。

 

8.リトルハートダイアリー/Aqu3ra feat.初音ミク&flower

ちょっと切ないキュートさ。Aqu3raさんは宇宙族(勝手につけている)な曲が多かった印象ですが、それをファンタジーの方向に昇華した素晴らしい曲です。というかサンリオコラボらしいですね。すげえ。ぴこぴこ感があると、ファミコンRPG感出ますよね。

 

9.デーモンガーデン/七ツ化 feat.初音ミク

厨二病な歌詞を厨二病じゃなく扱えるのは素晴らしいと思います。うむ。ダークなロックだなと思っていたら、民謡っぽい響きもあって「おっ」と思わされます。こういう歌詞の振り切り方をしていると、確かにラップも入れやすいよな、と感じました。もちろんそれだけじゃないんでしょうけど。

 

10.ノマド/バルーン feat.flower

プロセカについにバルーンさんが参戦です。『レディーレ』っぽさを感じますね。安心感がある。ものすごく寂しい気持ちになるのは私だけでしょうか。でもそれだけ心が動かされる曲、ということだと思います。アボガド6さんとのエピソードもいいな、と思われました。末長くご活躍していただきたい(切実)。

 

【歌ってみた・セルフカバー部門】

1.神っぽいな/ピノキオピー→EMA

EMAさんの声大好きです。しっとりしてるのにこういう曲に合うところとか。ぴこぴこしていてもダウナーだからですかね。『神っぽいな』、確かな人気があって、joysoundのボカロランキングで一時期『シャルル』を抜いていたのにはびっくりしました。歌うの気持ちいいもんね。わかるよその気持ち。

 

2.Mela!/緑黄色社会→ダズビー

今回のダズビーさん枠。本当に歌がうまいからしょうがないですね。二週に一回安定してこうクオリティーのカバーを出しているの尊敬しかないです。今年はボカロもいいけどJ-POPもやっぱりいいよなぁの年なんですが(なんやかんやよくやってる気がするけど)、その発端にはダズビーさんが必ず絡んでいると思います。

 

3.心予報/Eve→MORE MORE JUMP!

ついにプロセカがここに殴り込んできました。このカバーは本当によかった。これぞアイドルらしいというか、曲への配置が本当に巧みだと思います。やるなプロセカ運営。元々のMV、改めて見るとすごいいいですよねあれ。ばれんたいん。

 

4.エイプリル/mol-74→Sou

こういう「今まで知らなかったいい曲を知れる瞬間」をこれからも大事にしていこうと思いました。Souさんの爽やかな歌声に曲調とアレンジが合っていて素晴らしくよかった。自分はこういう失恋ソングに心を持っていかれるタイプです。

 

5.カタオモイ/Aimer(THE FIRST TAKE)

FIRST TAKEでもバチバチにうまかった。Aimerさんは『残響散歌』しかり『おもかげ』しかり最近ブイブイ言わせているのでうれしいところ。『残響散歌』のFIRST TAKEももちろんうまかったけど。

 

【その他部門】

1.ゴーストキッス/NOMELON NOLEMON

ツミキさんがついに……!アルバム「POP」はどことっても最高だったのですが、私はこの曲が一番好きです。メロも歌詞も最高すぎる。愛してるよ。

 

2.解けて、アンビバレンス/卯花ロク feat.ACCAMER

生の方に歌ってもらっている曲は初だと思いますが、すごくいい人を引っ張ってきたな、と思いました。第一に、卯花さんの曲にあっている、第二に、この曲のメッセージをまっすぐに伝えられている、完璧なセレクトです。感服ですね。

 

3.藍より群青/夏代孝明 feat.星街すいせい

なんと!というコラボです。お二人とも抜群の安定感ですね。曲の感じもお二人の歌声も夏!って感じなんですけど投稿は冬なんですよね。最近こういうの多いな。VTuberの面白い露出の仕方だなと思います。

 

4.D(evil)/春野 feat.yama

これも素晴らしいコラボ。こっちはダウナーコンビですが、それがいい。MAISON des然り、こういうコラボ流行ってるんですかね、まあ昔からあったっちゃあったのかもしれないですけど。いい作品が生まれてくれて嬉しいですね。

 

5.過学習/Ado

伊根さんがここに出てくるとは……という感じです。これが収録されているAdoさんの「狂言」、そして今年出たまふまふさんの「転生」は間違いなくネット音楽界の一つのマイルストーンになると思っています。そしてそこに伊根さんが参加しているのは嬉しい驚きですね。

 

6.Alien/十五少女

謎のプロジェクト、十五少女。自分が密かに推しているプロジェクトでもあります。そして中でもこの曲は結構好き。それぞれの声の個性が出ている感じが面白いですよね。ちょっとアイドルっぽいのかもしれない。

 

7.ミックスナッツ/Official 髭男dism

SPY×FAMILY」はまちがいなく今期最も成功したアニメの一つでしょう。作品そのものが素晴らしいのはもちろんのこと、広告が凄すぎましたね。そしてもう一つ、曲もいいんです。特にこの曲の作品の要素を巧みに取り入れた感じが良いとされる。自分は『トンデモワンダーズ』に似た何かを感じています。

 

8.銃の部品/PEOPLE1

モード学園のCMに使われていた曲です。自分はこういうロックが好きだったりします。PEOPLE1さんは『常夜燈』を聴いただけだったんですが掘るとハマりそうですね。楽しみにしています。

 

【レトロスペクティブ部門】

1.Moonlight/shima feat.VY1

EMAさんの歌ってみたで出会いました。こういう「真っ暗」な曲も珍しい。自分はこういうのも結構好きですが。VY1ってこういう雰囲気に合ってますよね。機械的だからかな。The Backroomsみを感じるのは気のせいか。

 

2.EGO-HYPE/最終定理論者

蝶々Pさんがこっち方面に手を出していたのを、お恥ずかしながら初めて知りました。ボカロではない感じが出ていていいですね。「今すぐ僕に好きって言え!」が勢いあってよろしい。アルバムもよかったな。

 

3.白い雪のプリンセスは/のぼる↑ feat.初音ミク

ガチ古典です。今年の今更シリーズですね。某ニズムはじめいろんな音ゲーに収録されているので、知っていてもよさそうなものなのですが……Bメロとサビで二段階変形するみたいになっているところが好き。

 

4.TAKE2/かいゑ feat.初音ミク

かいゑさんは、「十五少女」絡みで初めて知りましたが、なかなかユニークなミクの使い方をされていて面白い。特にこの曲は、その使い方だけでなく、かっこいいジャズナンバーにも注目です。TAKE5のオマージュなのかな。

 

5.メラメリ/Sasanomaly

ササノマリィさんもこういうことをされているのを初めて知りました。声が好み。こちらもボカロとはテンションが全然違う感じがしていいなぁと思いました。Diosというユニットにも絡んでいらっしゃるそうで、なかなか楽しいです。

 

下半期に続きます。

読んでいただきありがとうございました。

2022年上半期推し曲10選+α

このブログがもはやこれを投稿するためのものになってしまっており、よくないとされる。

さて、2022年が始まって早くも半年が経った。半年。えええ(棒)

おふざけはこのくらいにして、毎半期恒例のあの企画を執り行おうと思います。
例の如くのレギュレーションです。

~レギュレーション~

①2022年上半期にYouTubeに投稿された楽曲(ただし2021年12月投稿も一部含む)

②私が2022年のプレイリストに入れた曲

それではまいりましょう。

【ボカロオリジナル部門】

 

1.ミライ/有機酸 feat.初音ミク

Eveさん、Ayaseさん、ピコンさんときて、ついに有機酸さんも復活。嬉しいですねぇ〜
とはいえ曲調は昔とだいぶ変わっているな、と感じました。もちろんいい意味で。歌詞の歯切れの良さとか、有機酸さんの好きだった部分は健在です。「曇りガラスと陽の影が/映し出す雨 戸惑い」のところとかすっごい好き。プロセカver.もちゃんと合っていて、すばらしいなとおもいます。カラオケ実装はよ。

 

2.青色絵具/くじら feat.初音ミク巡音ルカMEIKO

プロセカ×カップヌードル(???)という謎コラボにより生成された名曲。プロセカver.の方を私の推し(日野森雫)が歌ってるのですが、それを抜きにしてもいい曲だと思います。夏を危うい爽やかさで歌い上げるというなかなか洒落たことをしてくれています。思わず固唾を飲んで聞いてしまいました。なんであんな真冬に爽やかな夏曲が出せるんだ。カラオケ実装はよ2。

 

3.キメラ/DECO*27 feat.初音ミク

「お、いいねいいね/その猫被っていく感じ」で撃ち抜かれました。アルバム出した直後によくもまあこんな神曲を出してこれるものです。さすがDECO先生と言ったところか。しかも「ズームイン!!サタデー」のテーマソングらしいですよ。ひえー
今年は快進撃すぎるというか、カップヌードルコラボ『サラマンダー』→アルバム→キメラ→愛言葉と盛りだくさんも盛りだくさん。下半期も楽しみです。

 

4.アルマ/ت feat.KAFU

衝撃の新人すぎて泣きそう。明らかに頭一つ抜きん出ている、という感じでした。正直天性を疑うレベル。あとピアノが好みです。でもPVのビジュがどことなくミクなんだよなぁとかこの絵本人が描いてんのかよとか色々突っ込みたくなるところ満載、まさにボカロ界の「謎」ですね。それが面白いんですけど。

 

5.身体は正直だって言ってんの/式浦。feat. 歌愛ユキ

歌詞の内容のセンセーショナルさと曲の良さを天秤にかけた結果紹介するに至りました。正直こういう歌詞苦手なんですけど、それを振り切るレベルで曲が素晴らしい。パキパキした音、というのは最近よく使われているのを聴くんですが、これは他のとちょっと雰囲気が違う感じがして、それでいて歌愛ユキの声に合っているので素晴らしいと思います。

 

6.仮定した夏/はるまきごはん feat. 初音ミク

祝・アルバム発売!買いに行こうとしたらめちゃくちゃ売り切れていてビックリしました。私ははるまきさんのロックが好きで(『フォトンブルー』とか『リリ』とか)、御多分に洩れずこの曲も好きになりました。さすがはCDを買って後悔させないボカロPランキングNo.1(あくまでも個人の感想です)。

 

7.88☆彡/まらしぃ×堀江晶大(kemu) feat.初音ミク×KAITO

どういうコラボだ!と思いました。神コラボですね。ミュージカルっぽい曲だなと思いました。こういう曲ってボカロで地味に少ないんじゃないかと。私はミュージカルが好きです。展開が目まぐるしい曲なんですが、それもまた賑やかな感じでいいなと。こういう曲もいいですよね。

 

8.リトルハートダイアリー/Aqu3ra feat.初音ミク&flower

ちょっと切ないキュートさ。Aqu3raさんは宇宙族(勝手につけている)な曲が多かった印象ですが、それをファンタジーの方向に昇華した素晴らしい曲です。というかサンリオコラボらしいですね。すげえ。ぴこぴこ感があると、ファミコンRPG感出ますよね。

 

9.デーモンガーデン/七ツ化 feat.初音ミク

厨二病な歌詞を厨二病じゃなく扱えるのは素晴らしいと思います。うむ。ダークなロックだなと思っていたら、民謡っぽい響きもあって「おっ」と思わされます。こういう歌詞の振り切り方をしていると、確かにラップも入れやすいよな、と感じました。もちろんそれだけじゃないんでしょうけど。

 

10.ノマド/バルーン feat.flower

プロセカについにバルーンさんが参戦です。『レディーレ』っぽさを感じますね。安心感がある。ものすごく寂しい気持ちになるのは私だけでしょうか。でもそれだけ心が動かされる曲、ということだと思います。アボガド6さんとのエピソードもいいな、と思われました。末長くご活躍していただきたい(切実)。

 

【歌ってみた・セルフカバー部門】

1.神っぽいな/ピノキオピー→EMA

EMAさんの声大好きです。しっとりしてるのにこういう曲に合うところとか。ぴこぴこしていてもダウナーだからですかね。『神っぽいな』、確かな人気があって、joysoundのボカロランキングで一時期『シャルル』を抜いていたのにはびっくりしました。歌うの気持ちいいもんね。わかるよその気持ち。

 

2.Mela!/緑黄色社会→ダズビー

今回のダズビーさん枠。本当に歌がうまいからしょうがないですね。二週に一回安定してこうクオリティーのカバーを出しているの尊敬しかないです。今年はボカロもいいけどJ-POPもやっぱりいいよなぁの年なんですが(なんやかんやよくやってる気がするけど)、その発端にはダズビーさんが必ず絡んでいると思います。

 

3.心予報/Eve→MORE MORE JUMP!

ついにプロセカがここに殴り込んできました。このカバーは本当によかった。これぞアイドルらしいというか、曲への配置が本当に巧みだと思います。やるなプロセカ運営。元々のMV、改めて見るとすごいいいですよねあれ。ばれんたいん。

 

4.エイプリル/mol-74→Sou

こういう「今まで知らなかったいい曲を知れる瞬間」をこれからも大事にしていこうと思いました。Souさんの爽やかな歌声に曲調とアレンジが合っていて素晴らしくよかった。自分はこういう失恋ソングに心を持っていかれるタイプです。

 

5.カタオモイ/Aimer(THE FIRST TAKE)

FIRST TAKEでもバチバチにうまかった。Aimerさんは『残響散歌』しかり『おもかげ』しかり最近ブイブイ言わせているのでうれしいところ。『残響散歌』のFIRST TAKEももちろんうまかったけど。

 

【その他部門】

1.ゴーストキッス/NOMELON NOLEMON

ツミキさんがついに……!アルバム「POP」はどことっても最高だったのですが、私はこの曲が一番好きです。メロも歌詞も最高すぎる。愛してるよ。

 

2.解けて、アンビバレンス/卯花ロク feat.ACCAMER

生の方に歌ってもらっている曲は初だと思いますが、すごくいい人を引っ張ってきたな、と思いました。第一に、卯花さんの曲にあっている、第二に、この曲のメッセージをまっすぐに伝えられている、完璧なセレクトです。感服ですね。

 

3.藍より群青/夏代孝明 feat.星街すいせい

なんと!というコラボです。お二人とも抜群の安定感ですね。曲の感じもお二人の歌声も夏!って感じなんですけど投稿は冬なんですよね。最近こういうの多いな。VTuberの面白い露出の仕方だなと思います。

 

4.D(evil)/春野 feat.yama

これも素晴らしいコラボ。こっちはダウナーコンビですが、それがいい。MAISON des然り、こういうコラボ流行ってるんですかね、まあ昔からあったっちゃあったのかもしれないですけど。いい作品が生まれてくれて嬉しいですね。

 

5.過学習/Ado

伊根さんがここに出てくるとは……という感じです。これが収録されているAdoさんの「狂言」、そして今年出たまふまふさんの「転生」は間違いなくネット音楽界の一つのマイルストーンになると思っています。そしてそこに伊根さんが参加しているのは嬉しい驚きですね。

 

6.Alien/十五少女

謎のプロジェクト、十五少女。自分が密かに推しているプロジェクトでもあります。そして中でもこの曲は結構好き。それぞれの声の個性が出ている感じが面白いですよね。ちょっとアイドルっぽいのかもしれない。

 

7.ミックスナッツ/Official 髭男dism

SPY×FAMILY」はまちがいなく今期最も成功したアニメの一つでしょう。作品そのものが素晴らしいのはもちろんのこと、広告が凄すぎましたね。そしてもう一つ、曲もいいんです。特にこの曲の作品の要素を巧みに取り入れた感じが良いとされる。自分は『トンデモワンダーズ』に似た何かを感じています。

 

8.銃の部品/PEOPLE1

モード学園のCMに使われていた曲です。自分はこういうロックが好きだったりします。PEOPLE1さんは『常夜燈』を聴いただけだったんですが掘るとハマりそうですね。楽しみにしています。

 

【レトロスペクティブ部門】

1.Moonlight/shima feat.VY1

EMAさんの歌ってみたで出会いました。こういう「真っ暗」な曲も珍しい。自分はこういうのも結構好きですが。VY1ってこういう雰囲気に合ってますよね。機械的だからかな。The Backroomsみを感じるのは気のせいか。

 

2.EGO-HYPE/最終定理論者

蝶々Pさんがこっち方面に手を出していたのを、お恥ずかしながら初めて知りました。ボカロではない感じが出ていていいですね。「今すぐ僕に好きって言え!」が勢いあってよろしい。アルバムもよかったな。

 

3.白い雪のプリンセスは/のぼる↑ feat.初音ミク

ガチ古典です。今年の今更シリーズですね。某ニズムはじめいろんな音ゲーに収録されているので、知っていてもよさそうなものなのですが……Bメロとサビで二段階変形するみたいになっているところが好き。

 

4.TAKE2/かいゑ feat.初音ミク

かいゑさんは、「十五少女」絡みで初めて知りましたが、なかなかユニークなミクの使い方をされていて面白い。特にこの曲は、その使い方だけでなく、かっこいいジャズナンバーにも注目です。TAKE5のオマージュなのかな。

 

5.メラメリ/Sasanomaly

ササノマリィさんもこういうことをされているのを初めて知りました。声が好み。こちらもボカロとはテンションが全然違う感じがしていいなぁと思いました。Diosというユニットにも絡んでいらっしゃるそうで、なかなか楽しいです。

 

下半期に続きます。

読んでいただきありがとうございました。

2021年推し曲10選+α

いよいよ一年が終わらんとしています。恐ろしいことですね。

さて、一年の終わりということで、2021年の音楽の話をしようと思います。毎度毎度のごとくのレギュレーションを挙げておきます。

~レギュレーション~

①2021年にYouTubeに投稿された楽曲(ただし2020年12月投稿も一部含む)

②私が2021年のプレイリストに入れた曲

それでは行きましょう。マジで選びにくいのだこれ。

 

【ボカロオリジナル部門】

1.フォニイ ツミキ feat.可不

今年のトレンドの一つ、「可不」から一つ目のエントリーです。長い間良いと思っていたツミキさんの曲がついに爆発しました。上半期の方でも取り上げましたが、あれから様々な人が「歌ってみた」投稿をされて本当に伸びましたね。年内ミリオンにも入ったということで嬉しい限りです。今年からNOMELON NOLEMONとしての活動もスタートしたので、注視していきたいと思います。わくわく。

 

2.ヴァンパイア DECO*27 feat.初音ミク

今年もDECOさんがやってくれました。この曲も爆発的にヒットしましたね。そして今年、ついにボカロ曲オンリーのチャンネルとして初めて、登録者100万を達成されました。本当にめでたい。ボカロ界の生き字引の力は、まだまだ衰えないようです。ミクさん誕生日曲の『JUMP UP』もめちゃ良かったです。

 

3.自称、音楽愛好家 卯花ロク feat.初音ミク

上半期の方でも紹介した、「ボカコレ」で劇的な結果を叩き出した楽曲です。卯花さんはその後もキャッチーなメロディとセンセーショナルな歌詞を武器とした楽曲をポンポンと出していて恐ろしい限りです。

 

4.シネマ Ayase feat.初音ミク

今年のもう一つのトレンド、「プロセカ」からのエントリーです。YOASOBIで大大大ヒットを記録したAyaseさんがまさかの復活、プロセカ運営さんには頭が上がりませんね。『幽霊東京』とはまた違ったエールを届ける歌詞、Ayaseさん感ましましのメロ、そして初音ミクの調声が見事な一作です。

 

5.再生 ピコン feat.初音ミク

プロセカから。ピコンさんもまさかの復活勢なようです。個人的に最近のニーゴ書き下ろし曲は気に入っているのですが、この曲は初音ミクの声の感じが特に好みです。ピコンさんは本当に素敵なミクの使い方をされますよね。

 

6.ワールドワイドワンダー TOKOTOKO(西沢さんP) feat.初音ミク

最近のプロセカ書き下ろし曲。モモジャンです。プロセカ版ではまさかのKAITOが使われていて、いいスパイスになっています。歌詞が可愛い。メロディーも良い。どことなくユニゾン感を得ました。過去のイベント要素も盛り込まれていて本当にいい曲ですね。

 

7.空想エレクティカ れるりり feat.vocaloid Fukase

『反芻シ考』『アイカ』プロジェクトで歌い手さん発掘に一役買ったれるりりさんの新曲です。Fukaseいい声だからみんな使って欲しいんですけどね。今使っているのはれるりりさんくらいになってしまいました。いい曲。

 

8.ニュートンダンス ナユタン星人×Chinozo feat.初音ミク&flower

アルバム『キメラ』から。このアルバムは豪華メンバーのシャッフルコラボ企画です。まさかのナユタンさんとChinozoさんというコラボでした。蓋を開けてみるとお互いの良いところがまぜこぜになった、まさに「キメラ」の名に相応しいコラボになっていました。曲が可愛い。

 

9.ケプラー 伊根 feat.IA

上半期の方でも触れた、バリバリの変拍子曲です。なんと言ってもおしゃれ。コレにつきます。なんかAdoさんのアルバムに参戦するとかでびっくりしてました。

 

10.ロウワー ぬゆり feat.flower

今年最もアツい曲。年内ミリオン本当におめでとうございます。内容面でもサビの感じがめちゃくちゃ好きだったり、絵の感じがむちゃくちゃ好きだったりと、最高の出来と言っても過言ではないと思います。あとはプロセカ声優勢の歌が非常に良かった。成長を感じますね。

 

【歌ってみた・セルフカバー部門】

(ボカロPさん)→(歌い手さん)の配列で。

1.君の体温 クワガタP→Ado

快進撃を続けるAdoさんが上半期に出した名カバーです。最近『Snow Song Show』あたりもカバーしてましたね。本当に定期的に歌ってみたしていただけるのはありがたいことだと思います。大感謝。

2.愛Dee Mitche M→Pavolia Reine×桃鈴ねね

最近はVTuberの皆さんも快進撃のようで。特に耳にとまったカバーがこれでした。二人の声の感じ、ラップのうまさが絶妙にマッチしてて良いカバーだと思います。英語ラップが上手いとかっこいいですよね。

3.さよならテンダー koyori(電ポルP)→LOLUET

じっとりしたカバー。曲にあっていて非常に好みでした。というかkoyoriさんの曲はけっこう知っている方だと思っていたので、知らなかったことにびっくりしていました。最後のため息も再現しているところに愛を感じます。

4.ゴーゴー幽霊船 米津玄師→ダズビー

ダズビーさんは米津さんのカバーをする時アコースティックにするならわしがあるのですが、そのアレンジがいつも大好きです。来年メジャーデビューされるということで、本当に楽しみにしています。

5.エンヴィーベイビー kanaria→Raon Lee

kanariaさんのカバーは英語の発音が綺麗な人が映えますね。やっぱり。このかたは『Alice in Musicland』への参加で知った方です。声がかっこいい。個人的にはKINGよりエンヴィーベイビー派なのですがみなさんどうですか?

6.マーシャル・マキシマイザー 柊マグネタイト→sekai

よい。非常に良い。sekaiさんのじっとりした歌声が曲にあっていると感じました。「食べてすぐ寝て牛になる」のところで声が変わるのもいいですよね。この方の歌ってみたはどれもよくできているので非常に好みです。

7.GETCHA! Giga&KIRA→calliope×suisei

VTuberさん。和洋めちゃうまコンビです。声がかっこよすぎんよ。母語話者かつ本職ラッパーというだけあって、カリオペさんの英語ラップがめちゃくちゃ綺麗。すいせいさんの合わせも最高に良いのです。

8.Tell your world kz→YuNi×初音ミク

かの名曲のカバー。初音ミクとコラボするとはなかなか考えたなと思いました。こちらもバーチャルシンガーさんです。こういうのは原曲へのリスペクトが感じられて感動しますよね。

9.p.h. SEVENTHLINKS→猫又おかゆ

ごちゃごちゃぴこぴこという曲調にこの人の声がよくあっていた作品。またもやVTuberさんのカバーですね。趣味がバレる。

10.鼓動 femme fatale→をとは&ユキムラチャン!

大学の同期に教えてもらいました。アレンジがバケモン良い。クセになる味です。自分ってこういう曲も聴けるんだな、という発見があった一年でした。

 

【その他部門】

1.ダイバー ポルカドットスティングレイ

ポルカです。ポルカの曲はやっぱりいいですよね。うん。サビはアルバムのXFDで「戦略的転調」と紹介されていましたが、まさにそうだと思います。戦略的すぎる。かっこいい。さわやか。

2.大正浪漫 YOASOBI

YOASOBI。今年はめちゃくちゃ曲出ましたね。『夜に駆ける』から『あの夜をなぞって』までの間がめちゃくちゃ空いたのが懐かしい。もうありそうなモチーフであるようで、全く新しいサウンドを見せつけてくるのがYOASOBIって感じでいいと思いました。さすがです。

3.INAZMA NOMELON NOLEMON

ツミキさん、ユニット結成。ツミキさんらしいかっこよさを残しながら人の声もしっかり活かした素晴らしい作品です、「ロックンロールの正体、私に鳴れINAZMAよ」という歌詞がカッコ良すぎる。さすがツミキさんとしか言えません。さすがです。

4.踊 Ado

Adoさん本領発揮!って感じですね。非常に良い曲。Gigaさん×Teddyさん×DECOさんは最強としか言いようがない。それでいてAdoさんの歌が上手いので、もはや何が何だかわからんレベルです。かっこいい。それにつきる。

5.テリトリーバトル ツユ

ツユさんをちゃんと聴き始めたのはこの曲がきっかけです。いい曲。とある音ゲー収録曲で、私はこの曲にやたらめったら苦しめられることになります。それでもいい曲と思えるので、よかったです。

6.チエルカ/エソテリカ ツミキ×宮下遊

ここに入れるのはちょっとずるいかもしれない。ツミキさんの本気を宮下さんの本気で拾った作品。よくこんな曲歌えますね……大音量で聴いたらトリップできます。

7.特者生存ワンダラダー!! 天音かなた

まさかの田淵さん、ホロライブメンバーに楽曲提供。非常にびっくりしました。そしていい曲だった。田淵さん感もあるしアイドル感もある。さすがですわ。と言うか本人がベース弾いてるとかどんだけ豪華なの。

8.勿忘 Awesome City Club

上半期の方に載せました。東京に引っ越した頃を思い出す曲です。ドラマの方は一切見ていませんごめんなさい。カラオケで歌うのが非常に難しそう。

9.雲外憧憬 FantasticYouth

大好きなアニメ『ワールドトリガー』のEDを大好きなユニットであるFantasticYouthさんが担当されるということでめちゃくちゃ嬉しかった。実際神曲が帰ってきたので大満足です。アニメの動向も楽しみにしています。綺麗な曲!!!

10.愛のレンタル 私立恵比寿中学

大学同期に教えてもらった曲その2。久しぶりにのけぞるほどの感動を得ました。かっこいい曲です。アイドルは苦手だったんですがこの一年でだいぶ克服しました。きっかけがこの曲です。のけぞったのは『ラストリゾート』以来だな。

 

【レトロスペクティブ部門】

1.ロミオとシンデレラ doriko

雫様のアナザーボーカルが良すぎるので全員聴いて欲しい。以上。MASTERはよフルコン取らせて。

2.五月雨プロローグ 夏山よつぎ

夏山よつぎさんのアルバム収録曲。おしゃれ系だけじゃなくてこんな爽やかないい曲を書けるとは……夜道で聴いて泣きそうになった。

3.今夜はブギー・バック 小沢健二→KMNZ

レトロスペクティブとかいう次元じゃない、って感じですね。実際このカバーが良かったのでしょうがない。

4.とても素敵な六月でした eight

この曲は結構前に出たものなのですが、このたびYouTubeにMVが公開されました。めでたい。このサウンドとミクの感じは誰にも出せないと思います。隠れた名曲。

5.踊れオーケストラ YASUHIRO

こんなにワクワクさせてくれる曲はなかなかない。音の使い方が本当に素晴らしい。考えられている感じがすごい。これでも2016の曲なんだそうで……。

6.レイニーレイニー ナナホシ管弦楽団&メガテラ・ゼロ

キラーコンビ。最初の「レイニーレイニーデイ!」の声がいい。どうやってこんな声出しているんだ。あきらかにこのミクは別次元にいます。

7.Möbius r-906

今年渋谷タワレコ限定でアルバムを発売されました。中でもこの曲が好きだったので。透き通るようなミクと、キャッチーなメロディによる爽やかなサウンドは必聴です。

8.drop pop candy Reol

今更曲その一。いやReolさんの曲がいいのは知ってたんですけどなかなか手を伸ばしてなかったんです。実際良すぎた。

9.悪ノ召使 mothy

今更曲その二。プロセカ登録で一気にいいなこいつ感が流れ込んできました。昔の曲なんで調声が結構荒いんですが、それもまた味があって良いですね。

10.炉心融解 iroha(sasaki)→EMA

今更曲その三。プロセカ収録+神カバーで一気に持っていかれました。本当にいい曲ですね。あとEMAさんの声が良くて感動しました。

 

というわけで結構コンパクトな記事になりました。正直今年はここには書き切れないくらい豊作だったのですが(再生リストが70%増)、全部書いているとキリがないのでこの辺で。来年はミク15周年!期待します。

それではみなさん、良いお年を!

ボーマスに行ってきたよ、の話

折角東京に来たから同人イベントにも参加しないことには、ということで、ボーマスに行ってきました。憧れのボカロCD即売会(575)です。

 

しかしながら初参戦ということで楽しみ半分緊張半分、といった感じでした。前日は3時間しか寝れなかった。今回は同クラさんと一緒に行っていたのですが、二人合わせての睡眠時間は7時間でした。なんじゃこりゃ。まあ前日に予習とかしてたからなんですけど……

 

朝から大学の課題を済ませ、ふと目当てのサークルさんのCDの在庫が不安になり、取り置きをお願いすることにしました。初ボーマス、初取り置き。お相手は夏山よつぎさんです。激しく緊張しつつDMを送ったのですが、ここで神対応をしていただき、一気に緊張がほぐれました。ありがとうよつぎさん。

取り置きも済ませたところで会場に向かいます。途中で同クラと合流し、差し入れを買っていないことに気づき慌てて購入(なぜか「コアラのマーチ」)します。そしてなぜか音ゲーをし、昼ご飯を済ませ(オムライスを食べました)、会場へ。

なんやかんやぎりぎりに会場についたのですが、ここで「入口がわからない」という問題にぶち当たります。なんということでしょう。さらに同じような問題で困っていそうなお姉さんを発見し、ボーマスに行くという目的の一致を見たため、共同戦線の敷設を提案、合同作戦に乗り出しました。

というのはもちろん誇張表現でして。

お姉さん「あなた方もボーマス参加者さんですか?」

わたし「はい、でも入り方がわからなくって」

お姉さん「私もなんです、一緒に探しましょうか」

というノリで入口探しが始まりました。結局はお姉さんが駐車場の方に道を教えていただいたおかげで事なきを得ました。ありがとうお姉さん。

 

そうしてどうにかこうにか会場に着き、お目当てのブースを……と行きたいところなんですが、このイベントは即売会。つまり、あの有名なボカロPさんたちが目の前にいるわけです。一同、緊張。

しかしながらずっと緊張しているわけにもいかないので、とりあえず取り置きをお願いしていた夏山よつぎさんのブースに行くことに。取り置きをお願いしていたしゅうせーてーぷねこです、というと、あの可愛い名前の方ですね、というコメントと共にCDをお渡しいただきました。コアラのマーチも受け取っていただき、サインまでしていただけたので感激の極みでした。ホントに神対応。次はもうちょっとましな差し入れを持っていきます。はい。

 

その後は同行者と目当てのブースを回りまくることに。私は「ヘイズアダー」の絶海さん、sekaiさんをゲストボーカルに迎えていた吐息さん、「口を衝く」のあ子さん、そして前日の予習で聴いたきっと、ずっと、ぼっち。さんなどなどのCDを買いました。皆さん快くサインをしていただいたりお話をしていただけたりしていい人ばかりでした。

個人的に一番背筋が凍ったのはあ子さんのブースであ子さんでない人に話しかけてしまったこと(おそらくブースにいた絵師さんだったと思われます)でした。こわかった。あ子さんがいい人で良かった。

あとはきっと、ずっと、ぼっち。さんのブースで來さんのサインもいただけたことに感動してました。やはり即売会っていいですね。

 

最後に壁サーと呼ばれるところものぞいてみることに。かいりきベアさんが怒涛の勢いでサインをしていた姿が印象的でした。あと水野あつさんのブースに人が集まっていたことも。私はいよわさん、メドミアさん、テラさん、Δさんの「DTMサー」のCDを買わせていただきました。

そそくさと会場を後にし、カラオケでボカロを歌いまくって帰りました。いい一日だった。

【推し活】2021年上半期推し曲10選+α

前回の10選の反省:結局ボカロ以外が多い

というわけで、タイトルからボカロを外しました。概ね2020年と同じような構成になるつもりです。

~レギュレーション~

①2021年にYouTubeに投稿された楽曲(ただし2020年12月投稿も一部含む)

②私が2021年のプレイリストに入れた曲

今までは②からとってきていたのですがせっかくなので①も追加しました。非2021年投稿曲で特記すべきものは後ろに載せようと思います。

それでは。

 

【ボカロオリジナル部門】

1.終焉逃避行/柊マグネタイト feat.初音ミク

三作目だそうです。緊張感のあるピアノイントロ、ノリのいいメロディー、かっこいい歌詞と、三拍子そろった良い曲です。歌詞は結構厨二病っぽいですが、ここまでメロディーがさっぱりしてると許されます。
個人的に「柊」と聞いて『ボッカデラベリタ』の柊キライさんを思い出し、柊の再来だ……と勝手に思ってました。
ちなみにこの曲の裏にもあの方が隠れています。

 

2.ヴァンパイア/DECO*27 feat.初音ミク

『ゴーストルール』『ヒバナ』『乙女解剖』と伝説を作ってきたDECO*27さんの次なる武器です。様々な歌い手さんにカバーされましたが、それもその中毒性ゆえでしょう。いい感じに引っかかるメロディー、かわいい調声、そして良いイラストとこちらも三拍子そろっています。さすがはDECOさんとうならせられる一曲です。

 

3.反芻シ考/れるりり feat.鳴花ヒメ

このブログでも何回か挙げている『反芻シ考』です。その魅力はこれまで散々語ってきましたが、個人的には『脳漿炸裂ガール』『神のまにまに』とのキャラの違いに驚かされます。引き出し多すぎんよ。
ちなみに反芻シ考プロジェクトの次弾となる『アイカ』プロジェクトも行われました。こっちはアップビートで難易度もなかなかとなっています。

 

4.レゾンデイトル・カレイドスコウプ/ツミキ feat.初音ミク

ついに!ツミキさんの!円盤が!出ました!しかも一般流通!(大歓喜)そしてアルバム用の新曲として用意されたのがこの曲です。まさにツミキさんの真骨頂。すっきりとしていて、それでいて重厚で、ボカロの使い方が良くて、歌詞がいいのです。ちなみにアルバム発売に合わせて『トオトロジイダウトフル』のミクverも公開されました(原曲はGUMI)。ニコニコでしか聞けなかったのでこっちも割とうれしかった。
しかしこれだけで終わらないのがツミキさんなんですよね……

 

5.アランスミシー/Teary Planet feat.flower

ボカコレ2021春で第三位を獲得した楽曲です。私がこの曲に出会ったきっかけは、Twitterで「作曲と編曲との違い」という投稿をされていて、それがあまりにもわかりやすかったからと、その曲があまりにもかっこよかったからでした。Teary Planetさんはもともと生声で歌っていた方がボカロに移籍したという珍しいタイプの方で、今後の楽曲も楽しみにしています。歌もうまい。個人的にバンドメンバーにちおさんが参加されているのにびっくりしました。さわやかでいいぞ。

 

6.自称、音楽愛好家/卯花ロク feat.初音ミク

ボカコレ2021春で第二位を獲得した楽曲です。歌詞の作り方に圧倒されました。音楽のドラマ性がここまで出せるのか、と感服させられました。何が恐ろしいかというと、ここでこの曲について書けば書くほどこの曲の罠にはまってしまうことですね。この曲でボカコレ二位をとったのもまた、ドラマ性のある素晴らしい展開だったと思います。これが実力のつよさというやつですね……

 

7.天使のクローバー/DIVELA feat.鏡音リン

プロセカより。DIVELAさんの久々の楽曲です。ちなみに譜面はかなり難しく、個人的な感想としては「曲が良くなかったら嫌いになってた」です。MVを見て印象がかなり変わった曲で、正直かなりびっくりしました。あと鏡音リンがソロで歌っているのもなかなか珍しいですね。最後の「全身全霊!MOREMOREJUMP!」のところが割と好きです。プロセカいいっすね。

 

8.シネマ/Ayase feat.初音ミク

Ayaseさん久々のボカロ曲です。プロセカの意義は、DIVELAさんもそうですが「最近あまりボカロ曲を出してない人」のボカロ新曲を聴けるところにもあると思います。この曲は聴いた時にやはり「あ!Ayaseさんだ!」と思いました。この曲は割と歌詞がしっかりしていて、それでいて沁みます。YOASOBIを経て進化したAyaseさんという感じがしてとてもいいです。あと最後の転調にグッときます。

 

9.ケプラー/INE feat.IA

すっきりさわやかお洒落ソングです。ジャズっぽい揺れた感じが滅茶苦茶好きです。Orangestarさんもそうですが、すっきりした曲にはIAが合いがちなんでしょうか。何気に毎月投稿をされていたすごい人です。言葉の使い方でこんなに崩れた良い感じになるとは驚きました。恥ずかしながら他の曲をあまり掘れてないので今後がんばって穿っていきます。

 

10.ヘッジホッグ/Noz. feat.鏡音リン

今期MVPはNoz.さんに決定しました。かっこよくて聴きやすいので。ちなみに今になって鏡音リンが歌っていることに気付いたのですが全然わかりませんね。コーラスの入れ方が絶妙すぎます。この曲はサビで一気に鮮やかになる感じがいいですね。それこそ楽器の使い方やコーラスの入れ方がうまいのです。ここまでのリンさんの使い手はなかなかいないのではないでしょうか……

 

 

【歌ってみた・セルフカバー部門】

(ボカロPさん)→(歌い手さん)の配列をしています

 1.Fairytale,/buzzG→ダズビー

今回もダズビーさんコーナーです。buzzGさんも本当に良い曲を書きますね……この曲はMVとも相まってストーリー性が強かった。「長いストーリーを背景とした一部分を切り取る」という音楽の良い使い方がされているなと思います。こういう曲を聴くとうれしくなりますよね。ダズビーさんも安定のうまさでした。さすがです。

 

2.エンヴィーベイビー/kanaria→Raon Lee

Raon Leeさんを聴き始めたのは割と最近、2020に挙げた「Alice in Musicland」のカバーがきっかけになっていました。エンヴィーベイビーはRaonさんのような力強いボーカリストさんにぴったりです。kanariaさんはKINGで一躍有名になりましたがこの曲もいいのです。KINGもそうですが、やはり英語パートのうまさが動画全体の良しあしを左右しますね。

 

3.初音ミクの消失/cosmo@暴走P→nory

この期に及んで『初音ミクの消失』かと思ったそこのあなた。このカバーは一味違います。というより一線を画しています。なんでこの声量で最後まで突っ走れるんですか……『初音ミクの消失』は鬼畜曲という下馬評が独り歩きしていますが割とメロディアスな部分もあり個人的には結構好きです。noryさんのようなうまい方が歌ってくれると嬉しいですね。しかも「本気で」。

 

4.チエルカ/エソテリカ/ツミキ×宮下遊

まさかの公式タイアップ。そして公式タイアップでこの難曲です。ツミキさんの本気、そしてそれについていく宮下遊さんの本気が聴けるものすごい曲となっています。まさに伝説。音ゲー曲なのでBPMの速さ、そして特徴的な変拍子を楽しむことができます。ツミキさんの曲であってツミキさんの曲ではない感がすごいです。それでもいい曲なんですけどね。

 

5.君の体温/クワガタP→Ado

Adoさんです。あのAdoさんです。オリジナル曲の活動が始まっても歌い手の活動を続けていただけるのは本当にうれしいですね。しかもAdoさんのハスキーボイスを巧みに活かした曲です。聴くしかない。原曲もお洒落でかっこいいです。ますます聴くしかない。これからも歌ってみた動画を聴きたいなと思いますね。

 

6.ロキ(English Rap Cover)/みきとP→Mori Caliope

今年の大きな変化として、プロセカを始めたこととV-Tuberに注目し始めたことが挙げられるのですが、その後者です。Caliさんはラップの名手ですが、それをいかんなく発揮したカバーになっています。ホロライブのメンバーがちりばめられたMVも含め、コンテンツ力を見せつけられる一本です。

 

7.狂えないぼくらは/くじら(self cover)

様々な伝説を作ってきたくじらさんの二周年記念セルフカバーです。個人的にこの曲が結構好きなのでうれしいですね。様々な人にヒット曲を提供し、ボカロ曲も良く、さらにご自身も歌がうまいともなればそれはもう無敵です。二年で恐ろしい経歴を積み上げていらっしゃいます。二周年おめでとうございます。

 

8.死にたい夜にかぎって/アイナ・ジ・エンド→花譜

花譜さんの魅力の一つは選曲センスの良さで、このカバーでもそれが光っています。イントロからしてまず良い。私はこういうサビをイントロに持ってくる曲が大好物なのです。そしてそれを自分に合わせて歌い上げる、素晴らしいとしか言いようがありません。花譜さんは最近新しいプロジェクトが始動しましたが、それは後に譲るとしましょう。

 

9.瞬き(acoustic arrange ver)/back number→ダズビー

ダズビーさんはこれまでにもたびたびback numberさんのカバー動画を投稿sレ亭るのですが、back numberさんの曲×アコースティック×ダズビーさんの歌声という図式はしっかりと沁みるものがあります。最近になってこう言う曲を聴くようになったのも、自分の好みの変化なんじゃないかと思っています。

 

10.星命学/Noz.→iY

Noz.さんのカバーです。本家も素晴らしいのですが、それに負けないパワーのあるカバーであり、それでいて人でしかできないような抑揚をうまくつけています。原曲もカバーも聴いてほしいというのはこのような場合に言えるのでしょう。ちなみに本家さんは再び鏡音リンさんです。マジでどっから出てるんだその声……

 

 

【その他部門】

1.勿忘/Awesome City Club

引っ越してきた直後に東京でやたら聴いた曲です。いい曲なので知れてよかったなと思っています。やはり渋谷はすごい。そして個人的にはTHE FIRST TAKEのクオリティの高さに驚かされました。うますぎるんですよ。お洒落でいい曲ですね。今後記憶に起こる一曲になると思います。

 

2.ネクロポリス/月詠

ユリイ・カノンさんのセルフボーカル名義「月詠み」で投稿された曲……ですが、実はボカロアルバム「人間劇場」に収録されています。個人的にボカロver.よりも整然としていて好きですね。ユリイさんも割とユリイさんってわかる感じの曲が多い気がします。それも良いのだ。

 

3.もう少しだけ/YOASOBI

私の、というよりは母の琴線に触れたようです。いきものがかりに似ていると個人的には主張しています。Ayaseさんも温かい曲を書くようになったなという印象です。「めざましテレビ」にも合っていていいですね。YOASOBIも本格稼働を始めて感があります。

 

4.懐色、虚色/Teary Planet

先ほどのTeary Planetさんの生声活動の方です。まあ生声とボカロと両方のバージョンが投稿されているのですが。ヨルシカさんを彷彿とさせるさわやかソングです。レモンみたいな苦い夏色ソング、という感じでしょうか。自分がこういうさわやかな曲を聴くようになったことに少し驚いています。

 

5.ギラギラ/Ado

Adoさんです。あのAdoさんです。Adoさんは好きなのですが『うっせえわ』があまり好きではなかった私は、この曲を聴いてうれしくなりました。「ギラギラ」と歌うところのうまく引っかかる唄い方がAdoさんらしくてめちゃくちゃ好きなのです。ちなみに今期には「踊」も公開されましたが、こっちも好きですよ。

 

6.GHOST/星街すいせい

あなた本当にアイドルですか……?(誉め言葉)まずかっこいい。私はこの方の「天球、彗星は夜を跨いで」から度肝を抜かれていたのですが(なんとキタニタツヤさん提供)、そこから歌い手もパワーアップした素晴らしい曲です。この人はカバーもいいので結構推しています。

 

7.ロストアンブレラ(remix)/稲葉曇→るりまる

アレンジが良い。このアレンジは滅茶苦茶良い。最初のダウナーなラップからさびで展開されて、一回戻ってピアノソロがあってしっかりためて開放するという素晴らしい流れです。もはや感服の域。原曲が良くてリミックスが完璧だとこれほどに曲が化けるのか……と実感しました。

 

8.勘冴えて悔しいわ/ずっと真夜中でいいのに。

しばらく離れていたずとまよさんの曲の中で特異的に好きなのがこの曲なのですが、なんと公式MVが出ました。めでたいね。以前は「トピック」の形で公開されていたのですが、残していたのはこういう事情があったからなのでしょうか。MVが滅茶苦茶濃いです。

 

9.バビルサ/煮ル果実×缶缶

煮ル果実さんもなかなか幅が広い方で、今回は缶缶さんに合う曲が出来上がっていました。缶缶さんも一時期に比べると活動スパンも落ちてきましたが、相変わらずかっこいい歌声を響かせていらっしゃいます。バビルサも独特の曲調ながらその歌声をいかんなく発揮しており……最高ですね。

 

10.Force/TOMORROW X TOGETHER

ワールドトリガー』2期のOPです。公式からノンテロップOPが公開されました。ワ-トリのすごいところは、この映像の一番最初のシルエットでそれぞれだれかわかるところにあると思います。曲もさわやかかっこいい感じでよいです。ワ-トリ大好きです。まじで。

 

 

【レトロスペクティブ部門】

1.カタオモイ/Aimer

『March of Time』が聴きた過ぎてAimerさんのCDを買ったのがこのころで、気に入ったのがこの曲です。どうやら私はアコースティックに弱いようでして。ちなみにダズビーさんのカバー動画も出てたりします。Aimerさん×ダズビーさん最高じゃんね。自分が恋愛曲への見方を変えたのもこのくらいからかもしれないし、そうじゃないかもしれません。

 

2.ヒステリックナイトガール/PSYQUI→メリッサ・キンレンカ

メリッサ・キンレンカさんが歌が滅茶苦茶うまいというのはこれまでブログで何度も申し上げている通りです。『エンドロール』とか『レッド・パージ!!!』なんかもいいわけですが、個人的にはこの曲推しです。あとイラストもいいのです。聴きやすいカバーっていいですよね。

 

3.ゴールデンイエロー/FLG4

私の「好き」が詰まった一曲です。リズム感、メロディーが良すぎて「これが完成形だ……」と勝手に思ってしまいました。私は下降音型が好きなのですが、こんなにいい感じにそれを使われてしまってはもう勝ち目はありません。ボーカルにflowerちゃんを採用しているのも良いですね……

 

4.スイートマジック/Junky→戌神ころね

私の今年の二大巨頭、「プロセカ」と「V-Tuber」の交差点です。いいカバー。ちなみに同じくV-Tuberつながりで角巻わためさんが『メランコリック』をカバーされています。この人も歌うまいですよね……先日のブログでも書きましたが『スイートマジック』という選曲をしたことが最高ですね。

 

5.放課後ストライド/Last Note.→フレン・E・ルスタリオ

ガチレトロスペクティブ枠です。私が小学生の頃(つまりまだボカロが苦手だったころ)に聴いていたボカロ曲のピースがまた一つ埋まりました。ちなみにこの方のカバーを採用した理由は「聴きやすかった」からです。地味に難しい曲だと思うのですがこんだけうまく歌えてるといいですよね。

 

6.とても素敵な六月でした/Eight

祝・YouTubeチャンネル開設&オンラインリリース!のEightさんです。これで格段に効きやすくなりました。特にmoraでは今まで『四ツ谷さんによろしく』しか買えなかったので非常にうれしいです。この曲はシンプルに刺さってかっこいい曲なので推しています。とても素敵な六月でした。

 

7.あなたクランケン/tamon→水槽

水槽さんのカバーからはこの曲。『あなたクランケン』も下降音型の使い方がめっちゃ好みで、鬼リピしていました。この曲×水槽さんの落ち着いた歌声は本当に癖になりますね。この曲は本当にすっきり入ってくる曲、って感じです。めっちゃ気持ちいい。ずっと聴いてられる。

 

8.ロミオとシンデレラ/doriko

プロセカから&今年の「今まで何で知らなかったんだ」枠です。プロセカでは日野森雫さんのカバーが良かったですね。ちなみにこの曲が出たのは2015年。そろそろボカロ古典に入ろうとしています。まだまだいい曲は眠っているのです。確実に。それを掘り出すのが楽しいんですよね。

 

9.アディショナル謎タイム/玉響に願いを feat.花たん

落ち着いた曲かなと思ったらサビで豹変してびっくりしました(壮大なネタバレ)。こういう曲調は好きですね。夜中にこれ聴きながら勉強してたのが懐かしいです。いい曲に出会うと勉強がはかどるのでいいですね。ちなみに花たんさんは割とちゃんとCDを出している方らしくコーチャンフォーで見かけました。

 

10.The Galaxy Express999/GODAIDO→Platina Jazz

個人的にこの曲の神髄は「さあ行くんだ、その顔を上げて」(歌いだし)にあると思っているのですが、ここまで華麗にさりげなく歌われてしまうともう勝てません。このPlatina Jazzさんは質の高いカバー動画をたくさん挙げていらっしゃるので今後もじゃんじゃん聴いていきたいと思います。かっこいいよ。

 

【+α ~KAFU Project】

今年の重要な要素としては実はもう一つ、「KAFU」の存在が挙げられます。現在配信元の強烈なバックアップにより様々なボカロPさんが動画を投稿しており、その中でも特に好きなものを以下に挙げます。

1.レトロポリス/R Sound Design feat.KAFU

Rさんのお洒落さがここでも光りますが、今回はネオン街っぽい感じです。KAFUさんの歌声にもマッチしていて良いですね。KAFUさんの「人間らしさ」をうまく取り出しているという良さもあります。逆音セシルでの経験が活きたのでしょうか……?

 

2.社会距離/40meterP feat.KAFU

40meterPさんも火を噴きました。J-POP感が溢れるメロディーながら時勢や可不自身の立場まで盛り込んだ歌詞を載せているという化け物な一曲に仕上がっています。「可不」を織り込んだ曲は割と多いので、いろいろな人のボカロ観が見れて割と面白いのです。

 

3.水面下/大沼パセリ feat.KAFU

花譜さんとはレーベルメイトとなる大沼パセリさんの楽曲です。ここで「デュエット」という強力なカードを切ってきました。二人の歌声が溶け合っていてとても良い感じです。可不を割と機械っぽい使い方をしているのも功を奏しているなと思います。大沼さん歌うまいな……

 

4.私のドッペルゲンガー/DIVELA feat.KAFU

DIVELAさんも参戦。花譜さんと可不さんをパラレルに置いた構成はなかなか見事だと思います。特にその調声が割と花譜さんご本人に似ているのにびっくりしました。可不さん結構やるぞ……コーラスの使い方が結構いい一曲です。DIVELAさんのカッコよさもそのままに。

 

5.フォニイ/ツミキ feat.KAFU

ツミキさん今年三つ目の伝説。「この世で造花より綺麗な花はないわ」という歌詞で心をぐっと引き込んだうえで、滅茶苦茶かっこいい曲調、可不さんのうまい使い方、ツミキさんらしさの残留、そして最後での伏線回収と全てにおいて見事な楽曲です。個人的には「造花」の本当の意味に気付いた時に震えました。まさに傑作です。

 

下半期に続くよ。

最後までお読みいただきありがとうございました。

旅に道連れ

というわけで旅に道連れになってきました。ちなみに前回のブログの翌日、すなわち50000歩歩いた翌日です。何やってんだ私。

今回の同行者はいつものあの方で、始発で集合です。同行者は家から集合場所まで歩いてきたらしいですが。ちなみに行程は事前に共有されていたのですが私は碌に読み込んでいませんでした。まあ、案内してくれるので、万事OKです。

さて、目的地は唐沢山神社、下総薬師寺、そして三県境です。いわゆる北関東ということですね。私は大昔に関東に住んでいたことがあって、さすがにそのころに北関東に訪れたことはあるかと思いますので、かなり久々の訪問のはずです。

行程のほとんどは電車です。今回はしっかり電化されていたはずなので「電車」という表現を使っても多分大丈夫。電車の中では駄弁ったりTwitterをしたりしていました。まあそんなもんです。

なんやかんやで唐沢山の最寄り駅、田沼駅に到着。ここからは徒歩、さらに「山」とついている通り山登りになります。前日長距離徒歩をしていた身としてはかなりつらかったですが、前日長距離徒歩をしていない同行者的にもつらかったらしいです。普段運動をしていないことが裏目に出ました。

悲嘆にくれながら登頂、唐沢山神社にお参りをします。猫がやたらいました。

電車の時間もあったので、そそくさと下山します。聞くと往路も電車の時間の関係でやたらハイペースになっていたらしいです。そらきついわ。下山した後は足利へ向かいます。

足利という場所には足利学校という施設があります。上杉憲実が開いた自称「日本初の学校」があります。これには疑念を呈したい。勧学院とかあるやろ……ちなみに中には資料館的なところがあり、孔子の業績が紹介されていたりします。私と同行者は足利学校の来訪者リストにとある人が入っていることを見て歓喜していました。キャッキャッ

何故か漢字パズルコーナーがあり、同行者が爆速で解くのを傍目で見ていました。同行者は初級しかなかったことにご不満でした。上のレベルの実装をお願いします。私は門にある額の中の「学校」の文字(左右は逆)を見て「検挙」に似てるなあ……とこぼしておりました。怒られそう。

足利学校を出た後は昼食をとりに行きます。近所にあるラーメン屋に行きました。同行者がいの縮小に驚嘆しているのを横目に、早々に食べ終わりました(私は食べるのが速い)。この憂き目が翌週にかかってくるとは思いもしませんでしたが。昼食の前に公園一周走行イベントを行ったのですが、昼食前にやって正解でした。昼食後は同じ公園で限界しりとりをしていました。楽しいですよね限界しりとり。

足利を出て、下総薬師寺へ向かいます。お寺自体はほぼ遺跡と化していて、隣にある無料の資料館がその様子を説明してくれています。展示は割と充実していて、グッズもそろっており気合の入り方がうかがえました。

最後に向かうのは三県境。ここまでくると互いに疲れが見え始めます。「三県境」私は「さんけんきょう」と呼んでいたのですが「さんけんざかい」が正解だそうです。割と有名な観光スポットらしく、人がいました。場所は田んぼのど真ん中です。この場所を訪れた人は必ずやるであろう三県境ぐるぐるをやり、また電車の時間があったのでそそくさと退散しました。

帰りは湘南新宿ラインで撤収。道中同行者に湘南新宿ライン上野東京ライン・山手線・京浜東北線の違いについてのレクチャーを受けました。難しい。

同行者は集合場所で解散しましたが、歩き足りない私はそこから家まで歩いて帰宅することに。ちなみに同行者の家-集合場所の倍以上の距離です。何やってんだ私。形態の充電が切れかかるというピンチを乗り越え、何とか帰宅。非常に疲れましたが歩数が稼げたのでよしとします。

今回は割とのんびり旅ができたので良かったですね。また行きたい。

最後までお読みいただきありがとうございました。

コーチャンフォーとは、いかなる場所であるか

おはようございます、というにもはばかられるぐらいに早い時間にこのブログを書いています。長らくブログを書いていなかったのは、純粋に書くものと時間がなかったからです。日常とはそういうものです。逆に今書いているのは、現在進行形でCDを取り込んでいるからと、始発でどこかに行く必要があるからです。今日の話はまたブログに書くことになりそうですね。

さて、今回の記事ですが、北海道民の皆さんには情報量がほぼ0の内容となっております。恐らくこの記事を読んでいる北海道民の方はそんなにいないと思いますし、この記事を読んでいるかもしれない数少ない北海道民の方は事の発端と結末をよくご存じなので、一周回って読んでも面白いかもしれませんし、面白くないかもしれません。すなわち情報がないです。

人が歩く理由は様々ありますが、私は「歩くために歩く」という珍しいようなそうでもないような人種です。今までいろいろなところを歩いてきましたが、今回も長い距離を歩こうという企画でした。大体20kmぐらい。

こういう旅というのは、基本的に他人の理解を得られないものです。理論はわかります。ただ疲れるだけなので。しかし今回はありがたいことに理解者の方が数人いらっしゃったので、単独徒歩にはなりませんでした。大感謝。

で、今回の目的地というのが、他でもないコーチャンフォーでした。ここでタイトル回収ですね。コーチャンフォーは、主に北海道に展開している商業施設で、本州には若葉台店しかありません。つまり非常にレアです。レアすぎて市の登録有形文化財に指定されている、と言ったら同行者に信じられました。嘘ですが。実は今回の企画を中心になって進めてくれたもう一人の方が北海道の方で、この方が上に書いた「この記事を読んでいるかもしれない数少ない北海道民の方」なのですが、折角ならコーチャンフォーにいこう、ということで今回の企画に相成りました。

道中はまあほぼいつも通りの徒歩企画でした。普段歩いているところよりも人が多かったり、ご時世柄お昼ご飯を食べるのが難しかったりしましたが、途中で足がつった以外は無事に進みました。ちなみに私は長距離徒歩をすると足がつるタイプの人なので、これも既定路線です。これが経験の差。ちなみに水分をちゃんととるとこういうことにはならないとされています。

なんやかんやあってつきました。5時間くらいで行けるかと思っていて、なんやかんや7時間近く経ってしまったのは反省ポイントですが、今回は同行者もいたのでこんなもんでしょう。旅は道連れです。

今回のメインは徒歩ではなくコーチャンフォーなので、ここからがメインになります。コーチャンフォーは東京都と神奈川県との境近くに位置し、北海道の方曰く「白い」商業施設だそうで、実際真っ白でした。中身はでかい本屋さんとそこそこでかい文房具屋さんと雑貨屋さんとCD屋さんとドトールです。ただこの「でかい」がかなりでかい。さすがは北海道クオリティです。クオンティティの方が正しいか。

道民の方曰くコーチャンフォーのコンセプトは「ワンフロア」だそうで、確かに外観は大きいのですがワンフロアに収まっていました。

わざわざこの記事を書いたのは、徒歩の話をしたいというのもありコーチャンフォーの話をしたいのもありなんですが、実はこのお店、ボカロのCDの品ぞろえがすごいんです。普通の商業施設、例えばヨドバシカメラのCDコーナーに行くとボカロのCDは置いていないか、あったとしても歌い手さんのCDがお気持ち程度おいてあるだけということが多いです。これはしょうがなくて、単純に需要の問題です。ちなみにこういう店にはアイドルのCDが多い傾向にあります。単純に需要の問題です。ボカロ好きは軽率に円盤を買おう。

正直なめていたというか、予想外でした。コーチャンフォーで30分くらい過ごしたのですが、びっくりしすぎてそこでずっとCDを眺めていました。ちなみに買いました。それを取り込んでいる間にこのブログを書いています。これが伏線回収です。

というわけで皆さん。コーチャンフォーに行きましょう。私は今回見られなかったのですが本の品ぞろえや漫画の品ぞろえもすごいらしいです。一度足を運んでみる価値はあると思います。そしてもし体力に自信がおありなら、実際に都心から「足を運んで」見るといいと思います。多摩川が見れます。ちなみにコーチャンフォーは"Coach and Four"の略です。これはマジです。

皆行こうな。

最後までお読みいただきありがとうございました。