【推し活】2020ボカロ10選+α

そろそろ2021上半期ボカロ10選の季節だな~と思ってTwitterをたどったら、「2020のをやってない」ということに気づきました。まあ年末忙しかったししょうがないですね。
この企画はTwitterでよくやっていたのですが、今回は説明とかもちゃんと書いてまっとうな感じで進めたいと思います。

~レギュレーション~

①2020年にYouTubeに投稿された楽曲(ただし2019年12月投稿も一部含む)

②私が2020年のプレイリストに入れた曲

今までは②からとってきていたのですがせっかくなので①も追加しました。非2020年投稿曲で特記すべきものは後ろに載せようと思います。

それでは。

 

【ボカロオリジナル部門】

1.シックス・フィート・アンダー/Aqu3ra feat.Flower

歌い手さんとして活動されていたAqu3raさんの8作目です。緊張感のあるイントロ、癖のあるFlowerの調声、そして最終盤面での転調と、真っ向から「良い」と言える部分がそろっています。個人的なAqu3raさんの推し曲は「アイボリー」→「メーデー」→「シックス・フィート・アンダー」なのですが、いずれもFlower楽曲であることを鑑みるとやっぱFlower好きだなと思います。Aqu3raさんの使い方がうまい。

 

2.ヨミクダリの灯/シャノン feat.GUMI

シャノンさんの7作目です。シャノンさんはその独特の曲調が魅力で、私も「死について」あたりから追っていたのですが、MVをご自身で作られているというのもあり、発表楽曲がそんなに多くありません。ただそんな中でもこの曲には強く魅せられました。和風要素が適度に含まれているのがポイント高いですね。若干緩いリズム感もなかなか癖になります。

 

3.あふたぁわーど/TaKU.K feat.Flower

2019年末に1stアルバム「189g」を発表したTaKU.Kさんのアルバム後の作品です。この曲は至極明快にメロディーラインが好きです。ここまでストレートにメロディーが好きと言える曲もなかなかない気がします。これは後に投稿された「溶けない109号室」やアルバムに収録されている「ブラインド・エゴイスト」にも共通しています。このあたりの曲の円盤化を期待しています。

 

4.夜を飼う/TOKOTOKO(西沢さんP) feat.初音ミク

TOKOTOKOさんはお名前は割と前から知っていたのですが、なかなか聴く機会がなく、この年連発されていたGUMIのコンピで初めて耳にすることになります。結論から言うとこのさわやかさは滅茶苦茶良いです。初めて聴いたのは「チーズケーキクライシス」だったのですがめちゃくちゃ癖になりました。「夜を飼う」はほかの曲とはまた違った雰囲気なのですが、こういう感じも良いなと思って選曲しています。

 

5.ラグトレイン/稲葉曇 feat.歌愛ユキ

この曲は流行りましたね。正直想定外でしたが。稲葉曇さんの魅力はずばり「調声」で、癖が強いですがはまる人にははまると思います。私ははまりました。元々「ロストアンブレラ」を聴いていたのですが、「ラグトレイン」はリズム感や疾走感、そしてイラストの可愛さ(動きがめっちゃ可愛い)で人々を虜にするのだなぁと思ってい見ていました。この曲は私がぬくにぎさんを意識して見始めた曲でもあります。

 

6.愛されなくても君がいる/ピノキオピー feat.初音ミク

ご存じマジカルミライのテーマソングです。ボカロPについて取り上げた楽曲には2018年のテーマソングである「グリーンライツ・セレナーデ/Omoi」が該当するのですが、この曲はより包括的にボカロを取り巻く環境を表現していて、グッときました。ピノキオピーさんの楽曲は実はこの曲から聴き始めたのですが、この後投稿される「ラヴィット」にはまることになります。DJ感が強くていいですね(小並)。

 

7.サヨナラ深夜ちゃん/しゃべる帽子 

しゃべる帽子さんの引退曲です。しゃべる帽子さんは沁みる夜系ボカロ曲を多数発表されていたのですが、衝撃の引退となりました。この曲はズバリ歌詞が良いです。引退に際するメッセージをストレートに織り込んだ歌詞で、普通に泣きそうになります。「私の歌じゃなくても 良い歌があるから」って歌詞は本当に沁みました。まさに「サヨナラ」を象徴する一曲だと思います。

 

8.リアルスケール/宮之 悟 feat.音街ウナ

2019年あたりで猫アレルギーさんをきっかけに音街ウナへの印象がガラッと変わったのですが、こんな使い方があったか、と感心させられた曲がこちらです。純粋に、さわやかな、ロックです。それでいて音街ウナの声にもよくあっており、感服させられました。こういうボカロの使い方も今後増えていってほしいなと思います。純粋にロックをしてほしい。

 

9.ハイネとクライネ/煮ル果実 feat.flower

煮ル果実さんもこの一年で名をはせたボカロPさんの一人です。この曲はコンピアルバム「ドンツーミュージック4」に収録されており、私もそれ経由で聞いたのですが、ちょっと腐った感じの曲調、変わったflowerの調声に驚かされました。煮ル果実さんはこの年の暮れに、音楽的同位体KAFUの「ナイトルール」を投稿されますが、そこでもまた脚光を浴びることになります。

 

10.夜離れ/夏山よつぎ feat.初音ミク

夏山よつぎさんは同年代のボカロPさんで、ついにそんな年になったか……としんみりさせられました。それはいいとして。ジャズっぽいさわやかさ、それでいて聴いていて楽しい曲構成、さらに転調の使い方、キャッチーなメロディー、アルセチカさんの絵との親和性と、どうあがいても良い曲に仕上がっています。正直嫉妬する。現役でバリバリ活動されているボカロPさんなので今後も楽しみに追っていきたいと思います。

 

 

【歌ってみた・セルフカバー部門】

(ボカロPさん)→(歌い手さん)の配列をしています

1.心象カスケード/koyori(電ポルP)→ダズビー

ダズビーさんの声が存分に活かされた曲です。「心象カスケード」自体は確か2019のベストに入れていたと思いますが、曲が良くて歌い手さんが良かったらそれはもう文句なしに最強だと思います。ちなみに「心象カスケード」はなかなか歌い手さんレッドオーシャンで、あんくらさんや影縫英さん、 さんなど様々な歌い手さんがカバーされています。ぜひいろいろ楽しんでください。

 

2.アングレイデイズ/ツミキ→tmsw

ベーシストのtmswさんを中心にしたリモートバンド企画の一つです。この曲では水槽さんがボーカルとして参加されています。個々の演奏・歌唱テクが高く、相当な難曲だと思いますがめちゃくちゃうまいです。他にも東京事変さんの「群青日和」やクリープハイプさんの「栞」などをカバーされています。水槽さんは後にこのリモートバンドのメンツとともにHosiusを結成されます。

 

3.Empty/朝霧ヒロキ→水槽

同じく水槽さんの、今回は公式カバーです。「Empty」自体は少し前に投稿されていた曲なのですが、そのダウナーな感じと水槽さんの歌声がマッチしていて非常に雰囲気が良いです。このカバーを含め、「Empty」は三つのバージョンが投稿されており、三度おいしいシステムになっています。朝霧ヒロキさんは長い間活動を休止されていた(いる)のですが復帰に期待です。

 

4.Alice in Musicland/OSTER project→ダズビー

ボカロでミュージカルをしようという素晴らしい企画を、素晴らしいカバーで追随したまさに神企画です。ボーカルにはSouさんやRaon Leeさんなど名だたるメンバーがそろっており、準備には半年を要したという超大作です。良くないわけがない。通して11分くらいあるのですが、まじで一瞬で終わります。個人的には相沢さんとの掛け合いと最後のカーテンコールが好きなポイントですね。

 

5.ロンリーユニバース/Aqu3ra→深根

深根さんはピアノの「弾いてみた」動画を投稿されている方なのですが、なんと「歌ってみた」に参戦されました。透明感のある声が曲にもマッチしており、非常に良い仕上がりとなっています。MVもシンプルながら良く、オリジナルとはまた違った雰囲気を楽しむことができます。というか最近見かけない間にナチュラルにボーカリストデビューされていました。すげえ。

 

6.濁雨/雄之助→WaMi

かっこいい×かっこいい。これにつきます。「濁雨」はお洒落エレクトロな曲なのですが、これにWaMiさんの歌声が非常によくあっており、透き通っていてそれでいてかっこいいという名作に仕上がっています。WaMiさんは(当時は珍しかった)ツミキさんカバーから入ったのですが、現在でも精力的に活動されており楽しんで聴いている歌い手さんになります。

 

7.スイサイ/アンブレラ/ロクガツ/ドライフラワ/ツミキ→セルフカバー

この曲はもともとYouTube限定で公開されていた曲で、一時削除されていたのですが、まさかの形で復活しました。何とも素敵な自作自演です。この年は「ヒウマノイドヒウマニズム」(「ドンツーミュージック4」収録曲)、「アングレイデイズ」を経て、「トオトロジイダウトフル」のYouTube投稿にこぎ着けます。そしてついに2021年、ファン待望の……

 

8.夜撫でるメノウ/Ayase→セルフカバー

Ayaseさん名義でのアルバム「幽霊東京」に収録された「夜撫でるメノウ」のセルフカバーがついにYouTubeにも投稿されました。(ちなみに、アルバムには「夜に駆ける」の初音ミクバージョンも収録されています。)この方の恐ろしいところは普通にご本人の歌もうまいことです。2019年の暮れには「幽霊東京」のセルフカバーも投稿されていますが、これも併せて必聴です。

 

9.祈りは空っぽ/ぬゆり→セルフカバー(Lanndo)

アルバム「Outer Sample」に収録されている「祈りは空っぽ」のセルフカバーバージョンです。ぬゆりさんは最近Lanndo名義で生声曲の投稿も始められたのですが、イレギュラーなことにボカロの動画も同時投稿されています。ありがたいことです。「祈りは空っぽ」は久しぶりのぬゆりさん×アボガド6さんタッグ曲でもあり、MVの世界観にも注目の一曲となっています。

 

10.ハッピー・ジャムジャム/カノエラナ

「ハッピー・ジャムジャム」は実は滅茶苦茶かっこいい曲である、というのが長年の持論だったのですが、それを見事に実現してくれたのがこのカバーになります。ポップなアレンジもさることながら、本人の歌唱力で本当にかっこいい曲で仕上がっています。まさに大人も聴ける「ハッピー・ジャムジャム」でしょう。ちなみにライブ映像も投稿されているのですが、そちらはアコギアレンジです。超絶技巧。

 

 

【アレンジ部門】

1.ツミキメドレー/Remix れあい

これまでに投稿されたツミキさんの楽曲をうまくミックスに仕上げた名作。ツミキさん成分だけでなく、れあいさんのテイストもうまく混ぜ込んでいるのがポイント高いです。何より聞いていて楽しい。これにつきます。れあいさんの方は調声が魅力のボカロPさんなのですが、このリミックスでもそれを存分に活かし、本家をリスペクトしつつ差別化を図るという理想の形態が実現されています。

 

2.ボカロPが9人集まってダンスロボットダンスアレンジメドレーしてみた

これは以前紹介しましたね。というか今回の記事には以前紹介した曲もちらほら出ていますが。参加者が豪華、曲がいい、それぞれの味がしっかり出ているという見事なリミックスです。あとこれがナユタンさんのチャンネルであげられているのもすごいところです。個人的にはこのメンツにAqu3raさんや煮ル果実さんが混じっているのが新時代の風感があっていいですね。この話前もしましたっけ。

 

3.flos/Cover by コウ feat.flower

ざっくりしたflos。いやこのざっくり感がいいというか、私はジャキジャキ系のギターが大好物なので、このアレンジはドツボでした。あとボーカルをflowerにしたところも素敵ポイントですね(原曲は初音ミクです)。このCDは「メディカルミライ」というCDに収録されているのですが、R Sound Designさんのポップなアレンジが聴けるのでお勧めです。配信も出ています。すごい。

 

4.裏表ラバーズ/Band Arrange kahimi

kahimiさんはアレンジの名手で、これまでにもボカロのボサノバメドレーや、ドラマツルギースカバンドアレンジなどを投稿されています。wowakaさんの代表曲の一つであるという、非常な有名曲をアレンジカバーするというのはなかなか勇気のいることかと思いますが、期待を軽々と飛び越え非常にレベルの高いアレンジに仕上がっています。

 

5.LIFE BAUTE/Arrange Cover 水槽

この曲のカバーは以前Twitterの方にワンコーラスを投稿されていたのですが、フル尺での投稿となります。煮ル果実さんのアルバム「NOMAN」の収録曲ですが、公式MVは投稿されていません(「トピック」の形式では聴くことができます)。煮ル果実さんの寛大さに感謝という感じです。ちなみにチームにShaboさん(しゃべる帽子さん)、くじらさんが参入しているという地味に豪華スタッフ陣です。

 

 

【その他部門】

1.チューリングラブ/ナナヲアカリ feat.Sou

「Souさんコラボだ!」「すごい歌詞だ!」「ナユタンさんだ!」で三度びっくりする曲です。踊ってみたや歌ってみたが量産されました。ちなみに「インスタントヘブン」ではEveさんとコラボされています。ここでもEve×Souですね。そして2020年夏には「ネクラロイドのつくりかた」に収録された幻の名曲、「事象と空想」が投稿&配信されました。めっちゃうれしかった。

 

2.花に雨を、君に歌を/THE BINARY

ユリイ・カノンさんが提供した名曲。デュエット~って感じでめちゃくちゃいいですね。「音楽で世界を救うなんて無理だけど」という歌詞は今までにも何回か見てきましたがここまで胸に迫って聴こえる「無理だけど」は初めてでした。こちらもデュエットカバーがちょいちょい出たんですが、個人的にはまひるさんとAdoさんのがお気に入りです。

 

3.真っ白/yama

歌い手さんから「BIN」を経てシンガーとして急成長されたyamaさんがABEMAドラマの主題歌として送り込んできた曲です。作詞作曲はTOOBOEさん(ボカロ名義はjohnさん)が担当されています。雰囲気がyamaさんの歌い方をうまくとらえていていいなと思いました。当時は「yamaさんの声めっちゃいいな~」と思ってヘビロテしてたんですが、それでも飽きないですね。

 

4.常夜燈/PEOPLE1

最近数少ないJ-POP新規開拓です。その曲調もさることながら、「この世界には 未来がキラキラと見える人もいるというの」という歌詞、そしてMVに惹かれました。アニメーション担当のcoalowlさんはOmoiさんの「君が飛び降りるのならば」で出会ったのですが、こんなに「MVがうまい」と思ったのは初めてです。是非スマホで見てください。なかなか感動します。

 

5.群青/YOASOBI

2019年から躍進of躍進のYOASOBIですが、個人的にここまでで一番好きな曲がこれです。まあ合唱の使い方の良いことよ(感嘆)。唯一引っかかるのが「MVが怖い」ことなんですよね……。というあなたに「THE FIRST TAKE」です。なんと合唱隊がついてきています。いやすげえな。「トピック」版でも一応聞けるので是非。神曲を逃す手はないですからね。

 

ちなみにご存じの通り2020年はJ-POPのアーティストが甚大な被害を受けたのですが、UNISON SQUARE GARDENはアルバム「Patrick Vegee」をリリース、ポルカドットスティングレイがアルバム「何者」をリリースしたりと音楽は止まらない年でもありました。またオンラインライブも多々行われ、「新しいライブ形態」の確立の年でもあったと思います。

 

 

【レトロスペクティブ部門】

1.ディザーチューン/DIVELA feat.初音ミク

ぬくぬくにぎりめしさん×DIVELAさんというなかなかのタッグであることを最近知りました。DIVELAさんはマジカルミライ2018のコンテストで見事グランプリを獲得した「METEOR」から聴き始めたのですが、その声圧が超いいです。2019年夏に待望の1stアルバム「ミライコレクション」を発表され、この曲がいいなと思ってMVを引っ張ってきました。

 

2.抜錨/ナナホシ管弦楽団 feat.巡音ルカ

ナナホシさんに関しては知るのが本当に遅すぎたというか、こんなかっこいい曲を書く人だったんだ……という衝撃がありました。あまり外部露出をされないのですがGUMIコンピに「カンケイナイトファンキー」が収録されました。めでたい。この曲は三連符が心地よい曲です。個人的には中島みゆきさんを思い出したのですが気のせいでしょうか。「宙船」に引っ張られすぎ?

 

3.週末のメトロポリス/NARUMI HELVETICA feat.雪歌ユフ

ダウナー系ボカロの超新星。2020年にはミニアルバム「秘密主義」をリリースされました。使っているのが雪歌ユフとカゼヒキというなかなか癖の強いものなのですが、うまく使いこなし、かつ曲調に合わせています。「週末のメトロポリス」は本当に「音が良い」という感じで、一種の高級感のようなものも感じます。デジタルリッチです。また曲出してほしいな……

 

4.Alice in 冷蔵庫/Orangestar feat.IA

今頃ですかシリーズその①。Orangestarさんは「アスノヨゾラ哨戒班」があまり好きではなくて遠ざかっていたのですが、この曲のピアノのきれいさに惹かれて戻ってきました。軽快な曲ながら三連符パートが入っていたり、なかなかテクニカルな曲でもあります。Orangestarさんらしい。それでもすっきりとまとまっているのが、これまたOrangestarさんらしい。

 

5.ミルククラウン・オン・ソーネチカ/ユジー feat.初音ミク

今頃ですかシリーズその②。これに関しては「有名ボカロだったのかよ!」って思いました。実はユジーさんの曲はアルバム「アルカロイドに溺れる」で履修済みだったのですがここまでは盲点でした。私もまだまだですね。途中のボカロ本気パート(人が歌うのはなかなか難しい)がいいですね。地味にこの曲になぜキャッチアップできたのかを忘れている。なんでだ。

 

6.フォログラフ/ぬゆり feat.GUMI

(個人的)今頃ですかシリーズその③。ぬゆりさんは「フィクサー」「フラジール」「命ばっかり」を聴いて、「plotoplan」「Outer Sample」を買って……と優等生ムーブをしていたはずなのですが、この曲に関しては理解が遅れていました。惜しむらくはこの曲、「plotoplan」に収録されていないんですよね。名曲はよくのけ者にされるものです。悲しきかな。

 

7.海の幽霊/カバー kyaami

原曲はちゃんと聴いています。J-POPのボカロカバー、というのは今までにいろいろ投稿されているのですが、このカバーにはなかなか驚きました。本家だったり、当時聴いていたKANKANさんのカバーだったりはある程度「重厚感」が重視されていたと思うのですが、このカバーでは原曲から「浮遊感」をうまく取り出していた感じがしました。初音ミクのうまい使い方だなと思います。

 

8.福寿草/ぐにょ→ダズビー

この曲がここに入っているということは、2020年にダズビーさんのアルバム「Sincere」を買ったということでしょう(おぼえてない)。CDを聴いて元カバーを探す、というのがうまくいった例でもあります。二度おいしい。ダズビーさんのすっきりとした歌声が生かされた良いカバーになっています。というか「Sincere」自体が名盤なんですよね。最近なかなか見かけないですが……

 

9.エンドロール/夏代孝明

年の末の末に出会った名曲。夏代孝明さんは「ニア」で知っていたのですが、思ったより自分で歌われていてびっくりしました。活動形態としてはYouTubeに自分の声を出し、niconicoにボカロを出すという昔のEveさんに近いものがあります。ボカロ版も良かったので是非聴いてほしい。そしてこの曲はとある人との出会いのきっかけになるのですが、この話は2021上半期の方へお預けということにしたいと思います。

 

10.Kirby Smash/Foxsky

異色。元々クラシックとか東方とか聞く人だったので、別にボーカルなしの曲も聴くんですよ、というお話です。この曲はBEAT SABERの実況動画で聴いたのですが滅茶苦茶かっこいいですね。曲としてはカービィなのですが、随所随所にスマブラの効果音が使われていて面白い&かわいい。これがリミックスの本気か……ということが感じられて恐れおののきました。めっちゃかっこいいです。

 

こんな感じです。めっちゃ長くなりましたね。びっくりしています。

最後までお読みいただきありがとうございました。